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「聖霊の呼びかけに応えて、諸国民の救いのために、
聖アーノルド・ヤンセンは本会を宣教共同体として創立しました。
本会の名称は、神のみことばとその使命への特別な献身を言い表しています。
みことばの生命こそわれわれの生命であり、
その使命こそわれらの使命です。」(神言会の会憲より)


日本管区ニュース


神言会の特徴

神言会は、1875年に聖アーノルド・ヤンセン神父によって創られた宣教修道会です。これまで百数十年の間、聖ヨゼフ・フライナーデメッツをはじめとする多くの宣教師を送り出してきました。

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神言会の沿革

叙階当時のアーノルド・ヤンセン
叙階当時のアーノルド・ヤンセン

神言会の創立者、アーノルド・ヤンセンは、1861年に司祭に叙階されてから、高校教師として数学などを教えました。しかし、「み言葉を全世界に広める」という外国宣教に対する関心が次第に強まり、教師職を辞して布教活動に専念することを決意しました。ところが、当時ドイツでは反カトリック運動が激化し、国内におけるカトリックの活動はかなり制限されていたため、アーノルドは国外にドイツの宣教神学院を創るように、出版活動を通して人々に呼びかけました。これは、何も彼自身が宣教神学校を創るという意味ではなく、「創るために協力しましょう」という呼びかけだったのですが、苦しい時代の中でこのような提案は誰にも相手にされず、当時の香港司教ライモンディのアドバイスを受け、ついに自分で宣教神学院を設立する決意をしました。

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日本管区の沿革

ライネルス師

神言会は1907年に初めて日本の土を踏みました。まず最初に、来日したチェスカ師他2名の宣教師たちは秋田教会を担当しますが、それから秋田、山形、新潟、富山、石川、福井県が新潟教区として編成され、初代教区長に神言会のライネルス師が任命されました。1922年になると、愛知、岐阜、富山、石川、福井が名古屋教区として編成され、ライネルス師が初代教区長に、新潟教区はチェスカ師が教区長に任命されます。
1930年には、現在も多くの人々に親しまれている多治見修道院を設立、管区本部がおかれます。その後20年ほどの間にライネルス師により中学、高校、大学を順次名古屋に設立し、南山学園が発足、さらに管区本部が名古屋に移り、神言神学院も名古屋に設立されました。1950年代は教会の創立ラッシュで、多くの教会が名古屋を中心に創立され、また長崎には南山中高ができます。こうして、秋田、東京、名古屋、長崎を中心とした司牧、教育を中心とした活動の場が整っていきました。

 

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日本管区の活動

小教区

南山教会

現在神言会は新潟、仙台、東京、名古屋、福岡、長崎、鹿児島の各教区で約30の小教区を担当しています。新潟教区では秋田県のすべての小教区を担当しており、そのほとんどの小教区で幼稚園や保育園を通して地域との交流を深めています。仙台教区では、2011年の震災を機に、会員派遣が始められました。東京教区では吉祥寺教会を担当しています。非常に大きな小教区で、様々な信徒グループの活動が活発に行われています。名古屋教区には日本管区の本部があり、約10の小教区を担当しています。近年名古屋教区では外国人信徒が急増しており、特に西三河地区では多言語によるミサが行われ、国際共同体作りを目指し、邦人、外国人宣教師が共同で司牧にあたっています。福岡教区では五つの小教区司牧、鹿児島教区では滞日外国人司牧に関わり、長崎教区では西町教会を担当しており、小教区、幼稚園、小学校を通して地域に深く根ざした宣教を行っています。

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