会員養成

ここでは、日本管区で行われている養成についてご説明します。現在日本管区には小神学院から大神学院まで、五つの場で養成が行われています。その流れについては、こちらをご覧ください

高校・大学卒業生

小神学校に入らず、一般の高校や大学を卒業してから、もしくは一度社会に出てからでも直接大神学院での志願期に入ることができます。基本的に、カトリックの洗礼を受けてから丸2年を経た男性の方が対象です。神言会では定期的に召命黙想会や神学院体験を行っていますので、詳しくはこちらにお問い合わせ下さい。

大神学院 -志願期-

志願期

大神学院における志願期は、本会に入会を希望する高校、大学を卒業した志願生が修練期の前に準備をする期間です。大学入学とともに志願期に入った場合、一般教養を学びながら、徐々に神学の勉強も進めていきます。すでに大学を卒業した人もこの時期に神学の勉強を始めます。

修練期

修練期

修練開始式から1年間、多治見の修練院で修練長とともに世間を離れ、祈りと労働の毎日をおくります。このときから神言会に入会することになり、神言会の霊性、歴史なども併せて学びます。修練期で体験したことは続く修道生活の基礎を作るとても大切なものとなります。

大神学院 -有期誓願期-

有期誓願期

1年間の修練期を終えると、貞潔、清貧、従順の三誓願を立てて修道者としての生活に入ります。この時期は神学や専門資格取得の進み具合により、3年から8年まで流動的に変化します。司祭コースと修道士コースで学問の過程はちがってきますが、ともに修道生活を通して教会での奉仕活動や社会福祉活動などに積極的に取り組んでいきます。この時期には他管区からの神学生も加わり、国際性豊かなコミュニティーになります。

終生誓願 -派遣-

終生誓願

有期誓願期を通して勉強を終え、必要な準備が整うといよいよ終生誓願を立てて生涯を神に奉献します。私たち修道会員にとって最も大切な時のひとつです。修道士コースの会員はここで宣教地に派遣されます。活動の場は専門の分野によって様々で、教育、医療、事務など、多くの可能性が開かれています。司祭コースの会員は終生誓願とともに助祭叙階を受け、1年間の小教区における奉仕活動の後司祭に叙階されて宣教地に派遣されます。なお、修道士、司祭ともに国内宣教、海外宣教の道が開かれています。

連絡先

より詳細な情報をご希望の方は、こちらまでご連絡下さい。

住所 電話
召命担当 名古屋市昭和区八雲町70 052-832-2082
神言神学院 名古屋市昭和区八雲町70 052-832-2082